職務経歴書、ちゃんと書いていますか?
さて、前回しごとセンターの話をしましたが、
わたしも今後の参考までに何度か足を運びました。
ここで相談スタッフによく指導されたのが再就職の第一歩である
履歴書と職務経歴書の書き方。
これ、ものすごく重要です。
前職で何度か面接官をしたことがあるのですが、
履歴書と職務経歴書の段階でアウトー!
な方が多々いらっしゃいました。
話にならないのは、写真が私服とか、お金のことばかり書いてあったりとか、
酷い時は写真すら貼ってなく理由を聞いたら
「お金が無いから・・」
と言われた時もありました。
お会いした時の第一印象も大事ですが、
書類選考などの場合、まずは履歴書と職務経歴書で判断しますので
慎重に書きましょう。
書き方については、ここで私がどうこう言うよりもWEB上に
とても参考になる情報がたくさんあるので調べてみてください。
写真は出来れば3分写真とかではなく、プロに撮ってもらった方が良いです。
ちなみに面接官をしてた時の(あくまでも私の)OKケースですが、
自己PRの欄に
「経験は少ないですが、持ち前の前向きさと誰にも負けない明るさで
困難なことも楽しみながら取り組んでいく自信があります!」
と書いてあった方にグッときて、ぜひ会ってみたいと思いました。
実際にお会いしたところイメージ通りの方だったので
わたしはぜひ一緒に仕事をしてみたいと思ったのですが
例のクズ社長の
「なんだかクセが強そうな感じの人で嫌だなー」
というひとことで不採用となりました。
要約すると「自分に意見しそうで嫌だな・・」なんでしょう。
ホントこのクズ社長とは合わなかったんですね~
なにごとも相談相手は大事
さて「おやじリボーンのはじまりでございます!!」と
意気込んでみたものの
しばらくは失業保険をいただくことにしました。
なんつったって会社都合の退職ですから速攻で出ます。
しかも約1年間。
毎月ハロワまで行くのは面倒ですが、その労力以上の金額はいただけます。
いただけます、とういうかずっと雇用保険は払ってきたわけですから
いただく権利はあります。
ただし、前向きに就職を探しているという姿勢は必須。
50過ぎのオヤジが応募できる募集がどれくらいあるのかも興味がありました。
で、しばらくハロワに通ってわかったこと。
50過ぎのオヤジが応募できる仕事はほとんどありません。
というかハロワの職員もやっつけ仕事感満載で(もちろん中には良い人もいますよ~)
とても就職斡旋のプロとは言えず、相談相手になりません。
40過ぎの方で本気で再就職を目指すならまずはしごとセンターへ
行くことをおすすめいたします。(東京であればですが)
https://www.tokyoshigoto.jp/
ここの二階にミドルコーナーというのがあって、色々と相談にのっていただけます。
もちろん無料。
相談スタッフもリクルートなどから派遣されている方なので、プロフェッショナル。
「無料でここまでやってくれるんすか!?」っていうくらいサポートしてくれます。
心強い相談相手になると思いますので、ぜひ一度は行ってみてください。
もちろん20代、30代の方でもOKです。
決着の時来たる!
最終通告の後、しばらくしてマヌケ連合から当方の弁護士H氏に連絡が入り、
こちらから出した条件で渋々了承した様です。
最終的に給与の6か月分+未払い残業代ということになりました。
ダイジェストでお伝えしてまいりましたが、ここまでの期間約二カ月。
わりと早めに決着しました。
結果的にさっさと弁護士に相談して正解でした。
労基とかでグダグダやってたら、もっともっと時間がかかったでしょう。
もし、これを読んでいる方で最近不当解雇や不当な雇止めに合われた方、
またはこれから合いそうな方、まずは弁護士にすぐ相談されることをおすすめいたします。
費用的にお困りの方は法テラスに行けば30分無料で相談ができます。
いざ依頼すると弁護士費用はそれなりにかかりますが、最終的に慰謝料を勝ち取れば
その中から相殺されます。
ざっくりですが弁護士費用は着手金も合わせて20%くらいと考えておくと良いでしょう。
さて、会社は人を雇った以上様々な責任を伴います。
雇用した社員が“会社に合わないから”とか“使えないから”とか“生意気だから”とか
そんな理由で簡単に解雇することはできません。
社員を管理できない会社側が無能なのです。
不当な目にあったら、絶対に泣き寝入りはしないでください!
きっちりケジメをつけて、気持ちよく前向きに次のステップへ進みましょう。
さあ、ケジメもつけたことですし、
ここからおやじりぼーんのはじまりでございます!!
そこをなんとかまけてよ~
こちらから再度条件を出してから2日後。
先方のマヌケ連合から
「8カ月分は出せない。なんとか4か月分+残業代で手をうってくれ」
との提案。
まあ値切ってくるのは予想通りでした。
向こうの出した条件で「はい、そうですか」と引き下がるわけにはいきません。
折衷案として給与の6か月分+残業代で示談してやると最終通告。
これでマヌケ連合が納得いかないということであれば裁判です。
念のため弁護士H氏に「裁判になって決着したらどれくらいの慰謝料になりますか?」
と確認したところ
「良くて給与の10カ月分+残業代」
「悪くて0」
(裁判中に会社が倒産した場合)
との事。
4カ月分の差は大きいけど、もうさっさと終わらせたい。
といってもこの最終通告が決裂すれば裁判になりますが、
裁判になったらなったでしょうがない。
もうこれ以上、一歩も引く気はありません!
ふんっ!!
裁判にしようじゃないか!
こちらから出した条件に対してマヌケ連合(クズ社長&じじい弁護士2名)は
「給与10か月分の要求なんて冗談じゃない!」
「頑なにそれを要求するなら裁判にしようじゃないか!」
「こっちは法廷に証人を立たせることもできるんだぞ!」
とブラフまでかましてきたそうです。
弁護士H氏は
「裁判になっても必ず勝てますが、時間はかかりますね」とのこと。
時は金なり。
半年ならまだしも1年以上の時間と精神的苦痛を考えるとやはり示談で
サッサと済ませたいところです。
さらに弁護士H氏曰く
「証人がどうのこうのというブラフをかけてる時点で向こうの弁護士は
自分たちの分が悪いことを理解しています。裁判には持って行きたくないはず」
「ここは一気に条件交渉で畳みかけますか。どうしましょう?」
と、判断は私にゆだねられました。
翌日まで回答を待ってもらい、その結果慰謝料を給料の8カ月分+残業代を払うなら
示談しても良いという条件を出しました。
さて、裁判となるか!?
示談となるか!?
多勢に無勢 数で勝負か?
さて、先方にも弁護士がつきました。
親会社についてる弁護士事務所に依頼した様で、なななんと2名。しかもジジイ。
なぜ2名!?多勢に無勢ってやつでしょうか。
向こうの弁護士からの提案では、裁判にせず話し合いで決着をつけましょうとの事。
「ほほ~う。で、どんな条件で?」
「特別に解雇予告手当(あたりまえ)プラス二か月分払いましょう!(どーだ!!)」
「・・・」
なめとんのか。
当方の弁護士H氏からの連絡で「そんなこと言ってますけど話にならないのでこちらから条件出しましょう」と。
で、当初の予定通り給料10カ月分+未払い残業分の要求をします。
まあ、親会社も含めせこい会社なので相当渋るでしょうな。
マヌケ会社&じじい弁護士連合。さてさて、どう出てくるか?
追伸
今回わたしの場合チャッチャとすすめたかったので弁護士に40万の手付をはらって
依頼しましたが、金銭的に厳しいかたは法テラスをおすすめします。
ここは無料の法律相談だけでなく、弁護士費用も安くすませることができます。
ただ、いろいろと手続きが必要で少し時間がかかってしまうかもしれません。
でも、解雇になってからスグに訴えなければいけないわけではないので大丈夫ですよ。
不当解雇にあったら必ず一度は法テラスで相談しましょう。